血便が出た時のキャットフード

血便が出たら、すぐに動物病院を受診します。
血便が出るということは、重篤な状態の可能性が高く、一刻の猶予も許されません。
寄生虫やウイルス感染、腫瘍などの命にかかわる病気の可能性があります。
食物アレルギーや痔による出血ということもありますが、まずは、受診して原因を確かめることが先決です。
真っ赤な血便は、最も危険な状態です。
大腸の炎症や進行した腫瘍による可能性があります。
下痢の場合は、失血と水分不足から脱水症状を起こすこともあります。

真っ赤な血が血便の表面に混じっている場合は、痔による出血や肛門嚢炎という炎症の可能性があります。
肛門に異常がなく、便秘などもない場合は、腫瘍や感染症の可能性もあります。
黒いタールのような便の場合は、小腸に出血が起こっている場合です。
便が作られながら血が混じることで酸化が進み、黒いタールのような便になります。
感染症や寄生虫、腫瘍などが原因です。
受診の際は、便のサンプルを持っていくことと、食欲や尿、嘔吐、発熱など、普段と違った症状や行動など、観察したことを伝える必要があります。
病院受診の結果、投薬と食事療法で対応できるようであれば、傷ついた消化器官に優しいキャットフードを与える必要があります。

食物アレルギーによる場合は、食物アレルギーの原因となりにくい加水分解大豆タンパクを低分子ペプチド源とした消化性の高いフードがあります。
皮膚の健康とバリア機能を維持するパントテン酸やイノシトール、ナイアシンなどの成分を配合し、腸内細菌のバランスと腸管内輸送を円滑にするために可溶性食物繊維や不溶性食物繊維を配合しています。
消化器疾患の場合は、消化器官に負担がかからないように、高消化性のタンパク質、脂質、炭水化物などを使用し、フラクトオリゴ糖などの可溶性食物繊維を配合しています。
また、少量の食事でも必要なエネルギーが得られるように、高エネルギーに調整されています。
食欲低下にも備え、嗜好性も高められています。

毎日の給餌やトイレ掃除、ブラッシングなどすべてが健康管理です。
できるだけ多く接してこまめにチェックしてあげましょう。