毛並みを良くするキャットフード

毛並みがよくないということは、栄養不足や栄養バランスが悪いことや、ブラッシングなどのケアができていないということです。
毛並みは「健康のバロメーター」といわれるように、猫の健康状態が現れるところです。
毛並みを良くするためには、まず、しっかりとブラッシングなどのケアをすることが大切です。
無駄な毛を取り除き、皮膚を刺激することで血行もよくなり、皮膚や被毛も健康的になります。

そして、栄養バランスの取れた食事と新鮮な水を与えることです。
健康な被毛にとって最も大切な栄養分はタンパク質です。
体重の約15~20%を皮膚が占める猫は、食事から摂取されるタンパク質の約25~30%が皮膚や被毛のために使われるといいます。
猫の皮膚や被毛はケラチンと呼ばれるタンパク質から作られていますので、食事から十分に摂取する必要があります。
毛並みよ良くするためには、他にも重要な成分があります。
被毛を形成するタンパク質ケラチンは、メチオニンやシスチンなどのアミノ酸で構成されています。
毛色を左右するメラニン色素やフェノメラニンはアミノ酸のチロシンから、ミネラルの銅の作用により作られます。
皮膚や被毛の健康や艶に欠かせないEPA、DHAなどのオメガ3やリノール酸、γ-リノレン酸などのオメガ6、皮膚の新陳代謝や皮脂の分泌に作用するビタミンA、フケや皮膚の乾燥を防ぐビオチン、セラミドの合成を促進して皮膚のバリア機能を維持するパントテン酸、イノシトール、ナイアシン、コリン、ヒスチジンなどのビタミンB群など、たくさんの成分があります。
毛並みを良くするためにキャットフードを選ぶ際は、このような成分に配慮しながら選びましょう。
すべての要素を満たすフードは難しいかもしれませんが、できるだけ多くの成分を配合したフードを選びましょう。

食物アレルギーの懸念がある場合は、加水分解大豆タンパクなどの消化性の高い、アレルギーの原因となりにくいタンパク質を配合したものもあります。

長毛種の猫であれば、専用のフードにはタンパク質のほか猫種に合わせた成分が配合されていますので、毛並みもよくしてくれます。
愛猫に合ったフードを選んで、毛並みを美しく整えてあげましょう。