キャットフードの添加物(合成調味料)

キャットフードに含まれる合成調味料は、フードの味を調え、嗜好性を高めるために使われます。
人も普段の生活の中で使用し、うま味調味料と呼ばれています。
サトウキビやとうもろこし、小麦などの糖質を発酵させて作るグルタミン酸というアミノ酸が主成分です。
タンパク質を構成するアミノ酸の一種ですから、多くの食品にも含まれている成分です。
グルタミン酸には水に溶けにくく、うま味も少ないために、水酸化ナトリウムを作用させて、ナトリウム塩として使われます。

合成調味料を含むキャットフードは健康を阻害する粗悪なフードといわれますが、その根拠となるのは摂取食事量の10~20%のグルタミン酸ナトリウムを1~6か月与えたラットの試験や、増量剤として製品の25~40%以上にグルタミン酸ナトリウムを使用したという異常なケースを取り上げたものです。

合成調味料の一般的な使用では害はなく、食いつきを良くするものですから、健康にとっては有益なものです。
グルタミン酸ナトリウムは、体内に入ると分解され、肝臓や腸管などで代謝されますので、身体に蓄積されることもありません。
国内だけではなく、国連食糧農業機構や世界保健機構など世界的にも安全性が確認されており、使用量の制限も設定されていません。
グルタミン酸ナトリウムの特性として、多少多く摂取しても味覚では感知されないということはありますが、害が出るほど大量に使用すれば、味にも影響し、食べられるようなものではありません。

キャットフードメーカー各社ともに、合成調味料の製造から使用まで企業秘密ということで、開示されていません。
合成調味料製造の原料や発酵方法、組み合わせる成分など、キャットフードの味の決め手になりますので、開示することはできません。
秘密だから不安と思われるかもしれませんが、これまで、合成調味料による事故や訴訟などが起きたことはありません。
その点から、キャットフードに添加されている合成調味料は安全なものだと言えます。